優れたデザイン性と手ごろな価格で、多くの家庭に普及している超音波加湿器。
その仕組みはざっくり言うと、超音波で水を細かくして空気中に排出する仕組み。
フィルターを通さないという構造上、手を加えられていない水をそのまま空中に散布しているようなイメージです。
そのため、水道水に含まれるミネラル分(カルシウムやナトリウム等)が、水分が蒸発した際に乾燥して白く残ってしまうというデメリットがあります。
加湿器を置いている室内のいたるところに付着してしまう白い粉。
一体どこまで飛んでいくのだろう・・・?
気になったので、しまうタイミングで家中をチェックしてみました!
超音波加湿器の白い粉はどこまで飛ぶの?
加湿器をしまうタイミングの掃除の際に、白い粉がどこまで付着しているのか確認しました。キッチン
付着しています!冷蔵庫、食器棚、奥の収納の扉まで白い粉でうっすら曇っています;
リビング・ダイニング
リビングのテレビやゴミ箱にも付着。ダイニングのB'zのトレーラーもうっすら曇っています。
まさかの押入れ
これは予想外でしたが、押入れ奥の冬の間に動かさなかったモノにも白い粉が・・・!いつでもカーテンがフルオープンだったことも大きいのでしょうが、ショック・・・;
リビングの扉の外、洗面所や玄関には付着していませんでした^^
本当に部屋中に白い粉が付着していて驚いたのですが、超音波加湿器を置いていた場所も悪かったのだと思います。
わが家は、ダイニングのカウンターの上に置いていました。
水道のそばなので、給水しやすく、掃除しやすいので選んだ場所でしたが、良く考えるとエアコンの風の通り道です・・・;
エアコンの風に乗って、加湿された空気と共に部屋中に白い粉が散布されたようです。
超音波加湿器の白い粉 影響は?
冬の間中、部屋中に散布されていた白い粉。どんな影響があるのか気になりますよね。
超音波加湿器の説明書の白い粉に関する記載を抜粋すると・・・
水道水に含まれるミネラル分(カルシウム、マグネシウムなど)が霧と共に空気中に放出され、水分が気化した後、白い粉状になって室内に拡散されます。
人体には無害ですが、精密機器、電子機器などの故障の原因になる恐れがありますので、ほこりや汚れに弱い機器のあるところでは使用しないでください。
とのこと。
人体に影響が無いのは安心ですが、PC等、精密機器のそばでの使用は控えた方が良さそうです;
超音波加湿器の白い粉の対策は?
わたしが超音波加湿器の白い粉を知ったのは今年の冬。その際に、白い粉の対策について製造元のメーカーや販売しているお店に問い合わせをしました。
その結果、現状白い粉を排出するタイプの加湿器を使用している場合にできる対策はない。ということでした。
詳細はこちらの記事です↓
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超音波加湿器を使用すると、白い粉が付着する。
このことを理解したうえで上手に付き合っていく必要があります。
おわりに
白い粉のことを知った為、今年は暖房を使わなくなって早々に超音波加湿器を片付けたわたし。先週の寒の戻りに耐えられずに暖房を使った際には、寝室で使用している気化式の加湿器をリビングに移動して使っていました。
2~3日、リビングで気化式の加湿器を使いましたが、白い粉は付着しませんでした^^
やはり、白い粉は超音波式加湿器の独特の問題のようです。
特に害もなく、拭き取ればOKな白い粉ですが、気になりだすと止まらない;
来シーズンにまた超音波加湿器を使うか、移動が面倒でも気化式加湿器を寝室とリビングの両方で使うか、悩ましい問題です^^;
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